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Saturday, January 05, 2013

TVの未来?

TVですが、いまのTVのスタイルから進化するためには、いろいろなポイントが存在します。日本のTV番組の品質、作り方。著作権ホルダーの複雑さ。日本のTVメーカの凋落。スマートフォンの台頭とそれを使う消費者のライフスタイルの変化。消費者の限られた24時間をさまざまな端末で奪いあう点。日本と海外のユースケースの違い、OTT(ネットのVODサービス)、GoogleAppleの動き。などなどなど。それぞれかなり詳細に議論できるところですが、ここでは省きます。

ほぼ結論ですが、日本に関しては、もはやTVを魅力的な商品として消費者が見てくれていないことに尽きる。ここにありとあらゆる機能を追加しても、付加価値として認めてくれない。付加価値として価格上昇を認めない。製品として、いまのTVは完成してしまっています。。。 

日本の地上波は異論があるとしても、やはり相当おもしろいレベル。垂れ流しでBGV代わりにスイッチ入れておくひとの割合がホント多い。この垂れ流しスタイルで満足しているひとが多い。けっしてTVに視線が釘付けになっているわけではなく、なにかをしながら見るともなしに見ているような使い方。スマートフォンをいじりながら、TVがとりあえずOnになっている。この垂れ流しという使い方を日本のメーカはあまり認知しようとしていないと思うんです。まあ、これをどう考えてもあまり発展性は生まれない。

VODDVD/BDを見るというユースケースは、垂れ流しではなく、視線を独占するような感じです。これは言ってみればホームシアタースタイル。しっかり映画をみるような使い方ですね。USではこのユースケースが、OTTに移行してしまいました。日本はどうなるんだろう。。。Huluとか出てきていますが、リビングになるTVで見るまでに文化が育ってないのが現状のような気がします。やはり垂れ流しメインの使い方が強い。 

日本人は、とくに若い世代は、プライベートスクリーン、ファーストスクリーンとしてスマートフォンを認識してしまい、すべてこれで完結させてしまった気がします。TVはもはやセカンドスクリーンとしても認識されてない。パブリックスクリーンで、リビングで他の家族と共有するTVは、完全に無視。。。

垂れ流しメイン、限定的なホームシアター、スマートフォン中心のライフスタイルという日本の文化のなかでは、おいらの結論からすると、TVの進化は完全に停止。誰もTVに何かを求めていない。次世代と期待されている4k2kになってもすこし綺麗になったくらいの変化では魅力はないと思われてしまう。TVは終わってしまったのです。

さて、ではその先にはなにがあるんでしょう。。。誰が見ているかわかりませんが、続くつもり。

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Tuesday, January 01, 2013

思いを新たに

厄年真っ最中のおいらです。ことしもまだ後厄らしい。不惑を過ぎても、いろんなことに惑わされ続けています。

昨年はTVに参入したこともあり、どうやって儲けを出すかを考えながら、どんどん深いところまで考えこんでしまいました。TVはもはや商品としての価値、寿命が尽きてしまったのではないか、、、これをどうやって復活させることができるのだろう。。。 

そんなことを思っているうちに、それ以外の要因があって、ひとの生きる意味、命とは?なんてさらに深みにはまるような思案をするようになり、見事うつ病というか心の風邪を発症してしまいました。もともとが根暗ですから、うつにはかかりやすかったんですよね。考えごとしているときに、落車とか、仕事のトラブルなんてもんが重なってしまいまして、、、夜も眠れない始末でした。が、いまはだいぶ良くなりました。

まあひとというか生き物の生きる意味なんて最初からないわけで(人生は人生の意味をみつけるのが目的だー、なんて以前はちょっと思ったこともありましたが)、どんな話もこじつけにしかならない。証拠やら根拠が示せるような命題ではないんですよね。それでも生きていること自体に意味はあるような気がしております。 

命がこの地球に生まれてから40億年。この生命誕生からいままでを年表にしたら、って有名な話によれば、40年を仮に1cmにまとめると、40億年は1000kmになってしまう。おうちから鹿児島までいけちゃう距離感。でもおいらが生きてきたのはたった1cm。こんなちっぽけな存在が、目的とか意味とかあるわけがない。ただ、地球の一部としてつなぐというかこの瞬間にいることが役割ってことだと思っております。要は暇になったから、自分とか意味とか探しちゃうんですね、、、空腹に耐え、捕食者から逃げての生活をおくってきたご先祖さまがそんなことを考えるほど暇じゃなかったことは容易に想像できますし。

というわけで、ひとの生きる意味とか有意義な人生なんて思うこと自体「無意味」と自己結論だした年末年始でございました。 

さて、もともとのおいらが思うTVの未来については次回ということで。

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