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Tuesday, December 11, 2007

働くということ

カーリー・フィオリーナさんの「私はこうして受付からCEOになった」を読んだ。なんでこんな情けない邦題なんだろう。。。源本は「Tough Choices」 数々の局面でなされた選択の積み重ねがキャリアとなった、、、そんなイメージを持ちました。私の履歴書のような展開で、読み物として面白かった。似たような業界だし。あまり自分の参考になるようなところはなかったかな。

女性というだけで、マイナスからのスタートという点は想像以上だったが、昨晩放送されたNHKスペシャル「ワーキングプア」のインパクトに塗り替えられてしまった。所詮はお金持ちで成功したからよかったね、、、っていうことではなく、選択肢すらあたえられないひとたちもいるということ。。。

自立や人間の尊厳(最後の貯金 数十万円を持っているだけで生活保護が受けられない)を損ねても、ただただ生きる、、、それしかなく、「貧乏人ははやく死ねっていうことなんだ」という老人の言葉が突き刺さった。報われない社会構造が存在する。企業努力や地方の力ではどうしようもないのであれば、社会全体、国全体で支えるしかない。切り捨ててしまっていいのだろうか?

働くということの意味、、、平行して「5万年前」という人類のこれまで分からなかった歴史の本を読んでいたので、原始人類グループが定住し、個人の所有物を求め合い、最終的には自分の体を維持するための食料確保の労働を、個人で完結せず、社会全体で共有することになっていくプロセスを知った。そのなかでの働く意味は重要であり、社会のつながりそのもの。

生きるためだけに働くのか?つまるところはなんのために生まれてきたのかなど、深いところにいきついてしまう。結論は出るはずもないが、表面的にみても、報われない社会の改善、地方の疲弊と、凶悪事件の増加、高齢化社会など、おおもとの問題は政治的に解決するべきであり、自助努力ではまわらないと思う。

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Comments

自分も「ワーキングプア」見ましたよ。
今の日本は貧乏人の子はずーと貧乏スパイラルなんですよね。慶応通ってる子供の親の年収より東大通ってる学生の親の年収の方が遥かに高い今日この頃。。。
たまに好き好んで「ネットカフェ難民」になる人もいますがもはや普通(中流)が無い時代ですよね。

自分は北欧の様に税金たっぷり福祉もたっぷりが
住み良いなーと思います。まあ隣の芝は青く見えるのですが。。。

Posted by: にしご | Tuesday, December 11, 2007 at 20:36

労働は国民の義務だから、死ぬまで働くことに異論はございませんが、その分、国は報いることで責任をはたすべきだと思います。もはや自助努力をこえたところで生活しているヒトがいる以上、それは大きな力で救わないと。北欧といえども、なんらかの問題はあると思いますが、日本は酷すぎる。

Posted by: おがわ | Tuesday, December 11, 2007 at 20:49

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